ハーレクイン文庫
孤独なバージンロード
書店経営の夢のため、夜もビル清掃人として懸命に働くエリー。誤って社長室に入ってしまったせいで、冷酷なギリシア人社長ディオに産業スパイと決めつけられ…。
昼は書店員、夜はオフィスビルの清掃人として働くエリーはある晩、立入禁止の社長室から漏れる会話を偶然耳にしてしまう。慌てて引き返そうとしたが時すでに遅く、その声の主が現れた。ディオ・アレクシアキス。情け容赦ない人物と噂される社長だ。彼はエリーを一瞥すると、彼女が産業スパイだと決めてかかった。なんという言いがかり……。半ば呆然として無実を訴える彼女に、ディオは今から発つギリシア出張にエリーも同行するよう命じた。外部と接触させないため、しばらく昼も夜も自ら監視するという。抵抗するエリーを乗せ、飛行機は無情にもアテネへと旅立った。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年11月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年10月27日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-41385-7
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- 書籍番号
- HQSP-245 (初版R-1636)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。