ハーレクイン文庫
こわれかけた愛
結婚直後に夫ニコスの愛人が妊娠したとわかり、カトリーナは屋敷を飛び出した。だがカトリーナの父親の遺言により、1年間ふたたびともに暮らすことになる。
“別居中の夫、ニコス・カソリスと1年間ともに暮らすこと”父の遺言状に書かれた一文に、カトリーナは呆然とした。カトリーナが実業家の夫ニコスと別居したのは、結婚直後。彼が愛人を妊娠させたと知り、ショックのあまり家を出たのだ。父は、もし遺言にある条件をのまないならば、一族の会社を、娘ではなくニコスに譲り渡すと言う。大切な会社を、ニコスに渡すなんてできないわ……。悩んだすえ彼女は、以前暮らしていた屋敷に戻ろうと決めた。待っていたのは、愛憎と官能うずまく駆け引きの日々だった。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年10月15日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年09月30日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-41382-6
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- 書籍番号
- HQSP-242 (初版R-1809)
読者レビュー
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ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。