ハーレクイン文庫
愛という名の苦しみ
新妻ケリーの実業家の夫フィリップが交通事故に遭った。同乗していた女性が彼の子を宿していると知り、ケリーは黙って姿を消す。自身の妊娠に気づかぬまま。
ケリーは1カ月前、ハンサムな実業家フィリップと結婚し、幸福の絶頂にいた。だが夫が交通事故に遭ったと知らせを受け、病院に駆けつけたところ、衝撃の事実を聞かされる──夫と同乗していた魅力的な女性が彼の子を身ごもっている、と。夫が怪我の治療を受けている間に、ケリーは病院を立ち去った。生まれる前、父親に見捨てられた私のようになってほしくない。ケリーは赤ん坊が幸せに育つことを願い、身を引く決意をして、傷心を抱えアメリカへ帰国した。彼女のおなかにも、子供が宿っていることなど知らずに……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年09月01日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 久坂翠
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年08月13日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59147-0
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- 書籍番号
- HQB-1027 (初版I-1602)
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会う。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。