ハーレクイン文庫
鷹の公爵とシンデレラ
パーティで公爵の興味を引いたため邪悪な後見人の反感を買い、屋敷を追われたジェーン。困り果て、公爵家の馬車の荷車にひそかに乗り込み、街へ向かうが…。
後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活に耐えるジェーンは、幸せな結婚など望むべくもなく、未来に絶望していた。そんなある日、屋敷でパーティーが開かれることになった。現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、遠くから見つめるだけで、ジェーンの心は躍った。だが公爵がジェーンに興味を示したことで後見人の怒りを買い、屋敷を追われてしまう。困り果てた彼女は公爵を訪ねて請うた。「私をロンドン行きの馬車にお乗せください」あえなく拒まれ、ならばとジェーンは、ひそかに公爵の馬車の荷車に乗り込んだ!
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- 頁数
- 352頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年09月01日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 古沢絵里
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- 定価
- 740円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年08月13日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-59144-9
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- 書籍番号
- HQB-1024 (初版PHS-22)
1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に150冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。