ハーレクイン文庫
スタブロス家の人々
天涯孤独のヘロは意に染まぬ結婚をさせられそうになっていたところを、ギリシア人富豪ダミアンに助けてもらう。代わりに、彼の一族の前で妻を演じることに。
2歳で両親を亡くし、キプロス島の遠戚に引き取られたヘロ。以来、厄介者としてさんざんこき使われたあげく、 17歳になるや、好色な村の男との結婚を決められてしまう。 あまりのことに絶望に暮れるヘロを救ってくれたのは、 都会から島に来ていたギリシア人大富豪、ダミアン・スタブロス。 この紳士なら……と、藁にもすがる思いで助けを求めたヘロを、 ダミアンは莫大な金を遠戚に払って自由にしてくれたのだ。 ただし見返りに、彼の一族の前で“妻”を演じるよう命じて── それはギリシア名家を舞台にした、新たな波瀾の幕開けだった。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年03月15日
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- 著者
- アン・ハンプソン
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- 訳者
- 加藤しをり
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年02月28日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58983-5
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- 書籍番号
- HQSP-213 (初版R-261)
読者レビュー
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元教師。旅行好きで、各地での見聞をとり入れて小説を書きはじめたところ好評を博し、ついに教師を辞め執筆活動に専念することにした。物語の背景として選んだ場所へは、必ず自分で足を運ぶことをモットーとしていた。70年代から活躍し、シリーズロマンスの黎明期を支えた作家の一人。