ハーレクイン文庫
恋わずらい
孤児アビーは、従姉の豪邸で無給の小間使いのように暮らしていた。従姉が婚約破棄した大富豪バスコに焦がれていたアビーは、彼の慰めのため自らを差し出す。
伯母夫婦の豪邸で、無給の小間使いのように働く孤児のアビー。 どこにも居場所のない彼女の胸に、ただ一つ灯る火がある。 美しい従姉の婚約者バスコ・ダ・カルバリュの存在だ。 ある日、アビーは従姉に頼まれ、バスコに手紙を渡しに行く。 都会で贅沢したい従姉の、バスコとはもう付き合えないという、 ブラジルへ帰る彼への婚約破棄の最後通告だった。 酔いつぶれたバスコを、その夜、家に連れて帰ると、 寂しさからかそっと触れてきた彼に、アビーは純潔を捧げた。 アビーの哀しみも、その胸に秘めた思いもバスコは知らないまま。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2020年03月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 三木たか子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2020年02月14日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-58901-9
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- 書籍番号
- HQB-1001 (初版R-663)
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビュー。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、惜しまれつつこの世を去る。遺作『恋も愛も知らないまま』は2018年10月に刊行された。