ハーレクイン文庫
ギリシアの聖夜
もう自分を愛していない夫アリスティドに、イーデンが離婚を切り出した直後、二人は事故に遭った。昏睡から目覚めたとき、夫は記憶の全てを失っていた。
もう自分を愛していない夫に、離婚を切り出した直後だった。トラックがイーデンたちの車に突っ込んできたのは覚えている。目覚めると、夫は重体で、記憶の全てを失っているという。すぐにも駆けつけたかったが、流産しかかっていたイーデンは病室に拘束されて、3日間、夫のもとに行けなかった。すると夫のアリスティドはイーデンを悪妻と信じ込んだのだ。ところが退院し、家に戻ると夫は腕を回して彼女を引き寄せた。私に興味がないはずなのになぜ? 戸惑うイーデンに唇を重ね、夫は欲望に濡れた瞳で求めてきた。「妻なら当然の役目だろう」
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- 頁数
- 256頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年12月01日
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- 著者
- ルーシー・モンロー
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- 訳者
- 仙波有理
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- 定価
- 710円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年11月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93990-6
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- 書籍番号
- HQB-990 (初版R-2151)
読者レビュー
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アメリカ、オレゴン州出身。2005年デビュー作『許されない口づけ』で、たちまち人気作家の仲間入りを果たす。愛はほかのどんな感情よりも強く、苦しみを克服して幸福を見いだす力をくれるという信念のもとに執筆している。13歳のときからロマンス小説の大ファン。大学在学中に“生涯でいちばん素敵な男性”と知り合って結婚した。18歳の夏に家族で訪れたヨーロッパが忘れられず、今も時間があれば旅行を楽しんでいる。