ハーレクイン文庫
マリッジ・ゲーム
財閥の一人娘キラは旅先で惹かれた男性マットと再会する。実は裕福な実業家だった彼は、窮地に陥ったキラの父を救う見返りとして彼女との結婚を求める。
人けのない岬で、キラはらしからぬふるまいをした。見知らぬ男マットと、出会って数時間でキスしてしまったのだ。無理やりだったとはいえ、キラには婚約者がいるというのに、ハンサムな彼に我を忘れかけた。だがあやういところで身を離し、自分には婚約者がいることを告げ、その場を立ち去ったのだ。2カ月後、キラは軽率なふるまいを後悔することになる。父から紹介された大実業家が、あのマットだったから……。しかも父の会社の借金の肩代わりをする見返りに、欲望に濡れた目で結婚を──キラの体で代償を求めてきたのだ。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年11月01日
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- 訳者
- 飯田冊子
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年10月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93980-7
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- 書籍番号
- HQB-980 (初版I-631)
南アフリカ出身。帰国途中だったニュージーランド人男性と出会い、一度は国へ帰ったがすぐに引き返してきた彼と半年後に結婚した。上の3人の子供を南アフリカで、下の2人をイギリスとオーストラリアで産む。作家になるのは幼い頃からの夢で、夫とともに世界中を巡ってきた経験を生かした作品を書きつづけている。現在はオーストラリアの海を望む家に暮らす。