ハーレクイン文庫
愛と悲しみの丘
17歳で妊娠、慌ただしく結婚したルイーザ。旅先で出会ったギリシアの御曹子との恋が実り、幸せのはずだった。しかしそれは、限りない苦しみの始まりで…。
出張中のはずなのに、なぜ彼がここへ……。 ルイーザはいま、丘の上で、別れたあの日以来、 一度も会っていなかった夫、アンドレアスに抱きしめられていた。 それはわずか2歳で世を去った息子の墓参りのための帰郷だった。 17歳の夏。光射すギリシアの地に赴いたルイーザは、 大富豪の御曹子アンドレアスと身分違いの恋に落ち、妊娠した。 だが、彼が他の女性とベッドにいるのを見てから、 二人の幻のような愛は揺れ始め、やがて完全に立ち消えたのだ。 それなのに、なぜいま、熱い腕で私を搦めるの──
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年10月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 690円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年09月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93978-4
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- 書籍番号
- HQB-978 (初版R-2359)
読者レビュー
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。