ハーレクイン文庫
忘れられた花嫁
キャシーの勤める会社に新オーナーが就任したが、なんとそれは元恋人サンドロだった。彼はキャシーを冷たく捨てたこともプロポーズしたことも忘れていた。
就任式で新オーナーを見てキャシーは気を失いそうになった。 6年前、キャシーと情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、 そのまま姿を消し、ひどい仕打ちをしたサンドロではないかと。 その後、キャシーは妊娠に気づいて愕然としたが、 誰にも頼ることなく、一人で双子を産んで育ててきた。 妊娠がわかったときに一度だけ電話をし、すげなくされた、 あのときの絶望感は、いま思いだしても鋭く胸を刺す。 呆然とする彼女の前で、サンドロは残酷すぎる言葉を口にした。 「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるのだろうか」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年08月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- すなみ翔
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年07月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93966-1
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- 書籍番号
- HQB-966 (初版R-2483)
読者レビュー
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。