ハーレクイン文庫
妻の役割
ステファニーは弟の危機を救うため、大富豪ドミニクと愛のない結婚をした。5年後、冷酷な夫に離婚を求めると、彼は妻の役割を演じる最初で最後の要求をした。
5年前、ステファニーは弟の危機を救うため、富も権力もあわせ持つ大富豪ドミニクと愛のない結婚をした。だが、冷徹な彼は妻を都合のいい愛玩人形として見ているだけ。抱かれたら感じてしまう自分が許せず、いまは夫と別居している彼女のもとに、ある日、ドミニクから電話がかかってきた。“きみが条件さえのめば、正式に離婚してもいい”というのだ。応じたステファニーは、仲睦まじい夫婦を演じることになるが、夫と出かけた場で、若い娘がドミニクに恋していると気づき、頬をこわばらせてしまう。彼との間に愛などないはずなのに……。
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2019年06月01日
-
- 訳者
- 霜月桂
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2019年05月24日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93950-0
-
- 書籍番号
- HQB-950 (初版I-721)
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
同じテーマから探す
南アフリカ出身。帰国途中だったニュージーランド人男性と出会い、一度は国へ帰ったがすぐに引き返してきた彼と半年後に結婚した。上の3人の子供を南アフリカで、下の2人をイギリスとオーストラリアで産む。作家になるのは幼い頃からの夢で、夫とともに世界中を巡ってきた経験を生かした作品を書きつづけている。現在はオーストラリアの海を望む家に暮らす。