ハーレクイン文庫
若すぎた伯爵夫人
18歳で伯爵ラファエレと結婚したエミリー。3年間、妻に指一本触れない夫に、婚姻無効を申しでるとなぜか彼の逆鱗に触れ、別荘に閉じ込められてしまう
18歳のとき、エミリーはイタリアの伯爵ラファエレと結婚した。 亡き父の遺言どおり、21歳になるまでの便宜上のもので、 それは名ばかりの結婚だった。初夜でさえ別々の寝室で、 指一本触れようと彼はしなかった。エミリーは愛していたのに。 3年が過ぎても、愛人たちと浮き名を流し続ける夫に耐えかね、 エミリーは、この婚姻自体を無効にするよう要求した。 しかし、それを夫は裏切りと受け止めた。彼の逆鱗に触れたのだ。 怯えて逃げ込むエミリーを彼はたやすく追いつめ、捕らえて── 「これで夫婦になるんだ。誰もが認める夫婦に」と唇を貪った。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年05月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年04月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93945-6
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- 書籍番号
- HQB-945 (初版R-2255)
読者レビュー
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イングランド南西部サウス・デボン生まれ。ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビュー。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、惜しまれつつこの世を去る。遺作『恋も愛も知らないまま』は2018年10月に刊行された。