ハーレクイン文庫
心の鍵をはずしたら
遅刻した秘書のアビゲイルに、社長のロスは理由を問いつめた。婚約者と夜更かししていたと告げたとたん、彼は怒りだし、その日を境に私生活に干渉し始めた。
悪い予感とともに、オフィスに駆け込んだ秘書のアビゲイルに、 社長のロスは冷たい口調で遅刻の理由を問いつめた。 ほかの女性なら彼の前で、恥ずかしそうにうつむくかもしれない。 でもアビゲイルは、ハンサムで危険な男性はもうこりごりなのだ。 ロスだって私を、おとなしい鼠としか思っていないし、 心のなかに何かを抱えているだなんて夢にも思っていない。 婚約者と夜更かししたと言いよどむと、苦々しげな目で、 「君は彼を愛していない」と断言され、心を見透かされてしまう。 そして、その日を境にロスは私生活にまで干渉し始めた。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年04月01日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 飯田冊子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93943-2
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- 書籍番号
- HQB-943 (初版I-1038)
読者レビュー
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トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後は英国に暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。