ハーレクイン文庫
いにしえの呼び声
天涯孤独のソノラは、ある事件をきっかけに命を狙われていた。夜ごと見る夢と幻影に悩まされながら、身を隠そうと訪れた町で、夢に現れた男性に迎えられ…。
度重なる、奇妙な明晰夢にソノラは悩まされていた。 青く沈む薄闇の孤独のなか、揺らぐ影の“瞳”を感じる幻覚だ。 ソノラは生まれてすぐに孤児院の前に捨てられた子だった。 いつの日か母親が迎えに来てくれると信じたこともあったが── 思わず、自嘲めいた笑みがこぼれる。その後の人生を思い出して。 ある出来事に巻き込まれ、命を狙われ始めたソノラは、 身を隠そうと逃げ惑うなか、導かれるようにその町へ辿り着く。 夕闇に浮かんだ男性と瞳があった刹那、ソノラはよろめいた。 見紛うはずもない、幻覚で見続けた“瞳”だったから。
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- 頁数
- 320頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年04月01日
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- 著者
- シャロン・サラ
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- 訳者
- 宮崎真紀
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93941-8
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- 書籍番号
- HQB-941 (初版LS-329)
読者レビュー
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オクラホマ生まれ。根っからのロマンティストで、自らの想像力が生み出した物語を多くの人に伝えたいという夢を叶えて全米ベストセラー作家となった。エンターテイメント性の高い作品のなかにも深い愛情を込め、人を癒すことが最大の喜びと語る。近年ではダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、新たなファンを増やしている。