ハーレクイン文庫
背徳の花嫁
姿を消した従姉に代わってギリシア人大富豪ヘラクリオンとの挙式にのぞんだフェニー。花嫁が偽物だったと気づいた彼は激怒し、フェニーに子を産めと強いる。
「きみは自分が何をしたのか、わかっているんだろうな!」 激昂したヘラクリオンに体を揺さぶられながら、 花嫁の長いベールを脱いだフェニーは罪悪感に苛まれていた。 神の前で結婚の誓いを立てた相手が美しい婚約者ペネラではなく、 地味でさえないその従妹だったとわかれば、激怒して当然だ。 でも、奔放なペネラは恋人とアメリカへ逃げてしまった。 そして私は、ひそかにヘラクリオンを愛していたのだ……。 フェニーはエーゲ海の島に立つ白亜の豪邸に迎え入れられた。 男の子をひとり産み、その子を置いて去れという条件のもとに。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年03月15日
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年03月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99385-4
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- 書籍番号
- HQSP-185 (初版R-42)
読者レビュー
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。