ハーレクイン文庫
過去の呼び声
失明するかもしれない弟のために、やむを得ず取ったある行動からパーディーは、憧れの社長ジェアードに蔑まれていた。本当は愛しているのに彼は冷たくて…。
パーディーは精悍な社長ジェアードを密かに愛していた。 しかし、ジェアードはいつもふしだらな女だと嘲笑う。 パーディーを、彼の甥を誘惑していると誤解しているからだ。 渡された手切れ金をもらった過去はたしかにあった。 でもそれは、パーディーにとってどうしても必要だったのだ。 失明するかもしれない弟の治療費のために、どうしても……。 ある夜、拒みきれずに、ジェアードに純潔を奪われてしまう。 パーディーが身を起こすと、彼は苦悶に顔を歪めてつぶやいた。 「初めてだったのに、どうして黙っていた」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2019年02月01日
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- 著者
- サリー・ウェントワース
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- 訳者
- 小林町子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2019年01月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93931-9
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- 書籍番号
- HQB-931 (初版R-784)
イングランド南東部ハードフォードシャーに生まれ、故郷の町に生涯住み続けた。結婚後に執筆を始めたが、作品の構想を練ってから執筆に入る前のリサーチが、書くこと以上に好きだったという。趣味はバレエや芝居の鑑賞。2001年死去。