ハーレクイン文庫
愛と誇り
残された子供のため、亡き夫の兄でイタリアの美しい島に住む男爵ルドルフを訪ねたキャロル。だが面倒を見る代わりに、彼との形だけの結婚を求められ……。
今は亡き夫の不義の子テリーを育てているキャロルは、 子供の将来のために亡夫の実家を訪ねる決心をする。 たどり着いたのは、イタリアの美しい小島に立つ壮麗な屋敷。 夫の兄である男爵、ルドルフがそこに住んでいる。 彼を見たとたん、キャロルは衝撃を受ける。 貴族の血を引き、彫刻のような美貌を持ちながらも、 その横顔には人を寄せつけない傷跡がほの見えていたのだ。 キャロルはなんとか彼から滞在の許可を得たものの、 引き替えに提示されたのは、彼との形だけの結婚だった!
-
- 頁数
- 224頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2018年11月15日
-
- 訳者
- 平敦子
-
- 定価
- 550円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2018年11月02日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-99377-9
-
- 書籍番号
- HQSP-177 (初版R-38)
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。