ハーレクイン文庫
エリザベスは友人宅で偶然、幼なじみに再会して言葉を失った。魅力的な微笑をたたえたサー・リチャード・ナイトリーは、少女のころからひそかに想いを寄せる相手なのだ。親に決められてリチャードの許婚となったエリザベスは、16歳のとき、彼に愛されていないことを知って結婚を断った。今、優美な淑女に変身した彼女にリチャードは目を奪われている。だが何も知らない彼に、あの秘密を悟られるわけにはいかない。戦争中、負傷して一時的に視力を失った彼を看病し、彼を想うあまり夜をともにした“メアリー”は私だということを。
-
- 頁数
- 352頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2009年11月01日
-
- 著者
- アン・アシュリー
-
- 訳者
- 古沢絵里
-
- 定価
- 776円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-93260-0
-
- 書籍番号
- HQB-260 (初版HS-86)
-
モニター
歴史物は今まで敬遠していましたが、すんなりと話に入り込み、一気に読破してしまう大変魅力的な物語でした。一貫してブレないヒロインの優しさと強靭な心に魅了されました。わたしのように今までヒストリカルを敬遠されていた方にもオススメです。
-
モニター
文庫は初めてでしたが、途中で止められずに一気に読んでしまいました。ちょっとヒドいんじゃないの!?とヒーローに憤慨する場面もありましたが、お互いに心を開きあってからのヒーローの変身ぶり、献身ぶりに拍手! 素敵なカップルに大満足です。
-
モニター
主人公二人のドキドキ感は少なめでしたが、他の登場人物との出来事など、テンポ良くサラッと読めたように思います。
-
モニター
しっかり者で魅力的なヒロインが最初から最後まで大活躍のストーリーで面白かったです。それにしても、美しさも勇気も知識もすべて備えているかのようなヒロインに、ヒーローよりも魅力を感じてしまいます。途中ハラハラする場面もありましたが、最後は爽快な気分に浸れます。脇役もイキイキしていて、みんなのその後が知りたいですね。
-
モニター
初めてのヒストリカル物でしたが、すんなり物語に入り込め、一気に読破しました。ヒロインの一貫した強くて優しい心に魅了されました。この作家のほかの作品も読んでみたいと思います。初ヒストリカル物としてオススメです。
-
モニター
ある秘密が、二人の運命を、翻弄していきます。劇的な再会をした二人は、その秘密に苦しめられます。はたして二人は、幸せを手にすることが、できるのでしょうか? ハラハラドキドキ、最後まで目が離せません。皆さんも二人の恋の行く末を、ご覧下さい。
イギリス中部レスターシャーで生まれ育つ。幼いころから歴史と読書に興味を持ち、特にブロンテ姉妹やジェーン・オースティンの名作は、今でも繰り返し読むほど好きだという。結婚後、幼い息子たちを寝かしつけるときに自分で物語を作って聞かせはじめ、その才能がヒストリカル・ロマンス小説の分野で開花した。現在は二人の息子は結婚して独立し、夫と二人で暮らしている。