ハーレクイン文庫
永遠をさがして
孤児のオナーはかつて誘拐された財閥令嬢だった。守ると約束してくれた代理人のトレースとともに一族のもとに帰るが、財産目当ての親族に命を狙われ始め…。
オナーはその日、見上げるほど豪奢なマローン家の門をくぐった。 かつて誘拐されたマローン財閥の令嬢と判明し、 26年ぶりに帰ってきたのだ。代理人トレースとともに。 だが、オナーを高慢な親族たちが歓迎するわけもなく、 あまつさえ財産目当ての偽物と拒絶した。 冷え冷えとした屋敷のなかで、味方はトレースだけだったが、 彼の出張中、オナーは暗闇のエレベーターに閉じ込められる。 闇を引き裂き、「このあま」と吐き捨てるような声が響き──そして落下してゆくなか、思い浮かぶのはトレースの黒い瞳……。
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- 頁数
- 288頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年10月01日
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- 著者
- シャロン・サラ
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年09月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93906-7
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- 書籍番号
- HQB-906 (初版LS-262)
読者レビュー
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モニター
ハーレクイン作品を読むのは初めてで、登場人物の名前を把握するのに苦戦しながら読みました(笑)。ヒロイン、オナーの複雑な過去、出会ってしまった運命の相手トレースとの深まる愛に引き込まれあっという間に読了してしまいました。ロマンスだけでなくアクションも含まれていて、飽きずに最後まで読める作風が気に入りました。
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ガチャポンコ
オナーとトレースの甘くて情熱的な恋にドキドキしました。読めば読むほど先が気になって、夢中になるストーリーでした。読んでよかったです。
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こっこ
このお話はヒロイン側だけでなくヒーロー側の目線からもストーリーが描かれていたため、二人の気持ちの移り変わりにドキドキ・ヤキモキしながら楽しむことができました。時には脇役の目線から描かれている部分もあって、今までにはない立ち位置からお話を見れて不思議な感覚を味わうことが出来ました。
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オクラホマ生まれ。根っからのロマンティストで、自らの想像力が生み出した物語を多くの人に伝えたいという夢を叶えて全米ベストセラー作家となった。エンターテイメント性の高い作品のなかにも深い愛情を込め、人を癒すことが最大の喜びと語る。近年ではダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、新たなファンを増やしている。