ハーレクイン文庫
妻という名の愛人
借金を肩代わりするかわりに結婚しろ、と富豪アンゲロスに迫られたマクシー。妻になっても世間に公表されないという契約に屈辱を感じながらも彼に惹かれていく。
3年前、父が作った多額の借金を肩代わりしてもらう見返りに、 マクシーはやむなく祖父ほども年の離れた富豪の愛人となった。 実は見せかけだけなのに、周囲からは白い目で見られる日々……。 老富豪が病に倒れた今、妻に返済を求められたマクシーに、 彼らの甥であるアンゲロスから悪魔のささやきがもたらされる。 代理返済しておいたと告げ、欲望の瞳で代償を求めてきたのだ! 金のために身を売る女と蔑まれた屈辱に震えながら、 夫となる人にしか身は捧げないとマクシーが断ると、彼は言った。 「結婚しよう。但し、公の場で妻と認めることはできないが」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年06月15日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2018年06月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99366-3
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- 書籍番号
- HQSP-166 (初版R-1500)
読者レビュー
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北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。