ハーレクイン文庫
あなたにすべてを
仕事のために、ガビーは憧れの上司J・Dと恋人のふりをすることになった。指一本触れない約束だったのに甘いキスをされて、彼女は胸の高鳴りを抑えられない。
ガビーの憧れの上司で、敏腕弁護士J・Dの妹が誘拐された。 救出のために、ガビーも彼とともにイタリアへ向かうが、 J・Dの提案で、ふたりは恋人のふりをすることになる。 指一本触れないという誓いだったのに、思わずされる甘いキス。 同じベッドで過ごす夜に触れる、J・Dの逞しい体の熱さには、 男性経験がまるでない彼女は胸の高鳴りを抑えきれない。 拒絶されることを恐れ、ひたすら恋心を隠していたガビーだが、 ある日、気持ちを知られ、J・Dに白い目で見られてしまう。 「わかっているだろうが、ぼくはきみを愛していない」
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年11月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 宇井圭子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年10月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93841-1
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- 書籍番号
- HQB-841 (初版L-764)
読者レビュー
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モニター
ヒロインもヒーローも自分の気持ちに気付いているのに、どうしても相手には伝えられない。お互いにさまざまな葛藤があり、素直に気持ちを伝えられない。そしてとどめの一言。「ぼくを自分の未来と結びつけるのはやめてくれ」すれ違う2人の姿に涙が出ました。追われる立場から追う立場に変わったヒーローの気持ちを想像すると辛かったです。妹救出の場面は緊迫していて少し苦手でしたが、後半は愛を感じ、どんな壁も愛があれば乗り越えられることを感じました。
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モニター
男性経験のないヒロインが上司とキスをしたことで、気持ちの移り変わりにドキドキしました。誘拐犯との銃撃戦では、ハラハラしたり、ダイアナ・パーマーらしい内容で面白かったです。
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かずにゃん
最初はどんな展開なるだろうとドキドキしながら読みはじめました。エンディングは感動的でした。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。