ハーレクイン文庫
燃えつきてから
秘書のアンバーは、ある日突然ボスにプロポーズされる。昔の失恋から恋はしないつもりだったが、ボスにこの結婚に情熱はいらないと諭されて受けてしまい…。
「僕たち、結婚してもいいんじゃないかな」唐突で、思いがけないプロポーズに秘書のアンバーは、ボスの真意がつかめず目をみはった。 ボスの包容力に安らぎを覚えながらも、 男としてのそぶりを彼はいっさい見せなかったから……。 しかもアンバーは、ある出来事のせいで、 二度と恋愛には夢中にならないと決めていたのだ。 ところがボスは、この結婚に情熱はいらないという。 意味深な言葉を囁かれ、アンバーの心は複雑に揺れた。
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- 頁数
- 240頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年10月01日
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- 著者
- ジェイン・A・クレンツ
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- 訳者
- 山根三沙
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年09月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93830-5
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- 書籍番号
- HQB-830 (初版T-79)
読者レビュー
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モニター
アンバーとグレイが知り合ってから3ヶ月。3ヶ月という期間は短いのか長いのか。アンバーの口から「おだやかなタイプ」というような言葉が何度も出てきます。その言葉に引っぱられてストーリーもおだやかに進んでいくのだろうと思いながら読み進めました。ハラハラ感もありました!! 二人とも機転が効き、やり取りには小気味よさも感じられます。グレイに一杯くわされました。
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takayo
大人の恋愛小説という感じです。静かで穏やかなプロポーズにヒロインが戸惑うところがいいです。大恋愛の後で心が折れていたヒロインが悩むところも素敵です。詩の引用もあったり、影のあるヒーローの声で読んでみるとワクワクします。恋愛と推理小説が組み合わさっているところがよいです。
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カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと、1979年より作品を発表。以降アマンダ・クイックやジェイン・キャッスルなど7つの作家名を使い分け、著作は140冊を超える。最近では連続30作以上がNYタイムズのベストセラーに入り、不動の人気を誇る。講演や小説以外の執筆にも積極的で、ロマンス小説について書いたエッセイ集での受賞歴もある。