ハーレクイン文庫
ナポリから来た恋人
パーティで、ピッパは初対面のイタリア男性と恋に落ちる。甘い一夜を過ごし、翌朝夢心地で出社すると、驚いたことに昨夜の相手が傲慢と噂の新社長だった。
傲慢だという噂の新社長には、まだ会いもしないうちに、 身なりが悪いと断じられ、ピッパは昇進を見送られてしまう。 あまりの理不尽さに打ちのめされるが、気を取り直して、 その夜のパーティには、美しく装って出席することに。 そこで、すばらしくハンサムなイタリア男性が話しかけてきた。 今まで仕事一筋だったピッパは、一目で惹かれる自分に戸惑うが、 彼に乞われると、なぜか流されるように一夜を共にしてしまう。 だが翌日、出社した彼女は社員総会に出て愕然とする。 あろうことか昨夜の男性──アンドレオが社長だったのだ。
-
- 頁数
- 208頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2017年08月01日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 藤村華奈美
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2017年07月21日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-93823-7
-
- 書籍番号
- HQB-823 (初版R-1985)
読者レビュー
-
もも
ヒーローとヒロインの過去の辛い体験に基づく誤解と思い込みと取り越し苦労がスゴイ! どちらかがポジティブで素直なら10ページくらいで物語は終わってそうだが読者としてはそのすれ違いがヤキモキして楽しいところ。すったもんだした分、最後に全ての誤解が解け2人が強く結びついた時のカタルシス効果は絶大! たくさんの誤解があってもずっと追いかけてきてもらえるヒロインがモーレツに羨ましい作品。
-
にゃん
官能的で甘美な描写で二人の恋に落ちていく様が日本人には情熱的に感じます。ナポリの男性って、会話の最後に「僕のかわいい人」「いとしい人」「愛する人」「最愛な人」って本当につけるのかなと思い、少々くすぐったり気持ちになりながらあっという間に読み終わりました。
同じテーマから探す
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。