ハーレクイン文庫
追憶
16歳のころ、ジャナは年上の憧れの人ライアンと抱きあっているところを見つかり、引き裂かれるという苦い経験をしていた。7年後、彼が町に戻ってきて…。
7年前に、忽然と姿を消したライアンが町に戻ったと知り、 ジャナの胸に、一瞬にして暗い影が差した。 16歳のころ、ジャナは屋敷に住むライアンと愛し合っていた。 だが、部屋に踏み込んできた彼のおじに見つかって、思わず、 「ライアンに連れ込まれたの」と嘘をついてしまったのだ。 その日のうちにライアンは勘当され、翌日には屋敷を去った。 そうして、ジャナの初恋は無残な形で終わりを告げた── 長い空白の時を経て再会した彼は、いまや別人のように、 彼女を嘲笑していた。「復讐を受ける覚悟はできているか?」と。
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年08月01日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年07月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93822-0
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- 書籍番号
- HQB-822 (初版R-74)
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。学校卒業後は地元のジャーナリストとしてフラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がけた。ロマンス小説を書き始めたのは1975年。以来、もっとも情熱を傾けているのは執筆だが、余暇にはレストランでの食事や観劇、欧州旅行を楽しむという。