ハーレクイン文庫
ぼうやはキューピッド
キャシーは大手銀行頭取トレイスの姿を見て、取りかえられた姉の赤ん坊の父親だと気づく。事情を説明するもトレイスは信じず、彼女を誘拐犯だと決めつけた。
キャシーは大手銀行頭取のトレイスの姿を見て、 はっと息をのんだ。間違いなくぼうやのパパだわ。 まさに姉の息子に瓜二つだ。産後、病床にあった姉は、 病院の手違いで赤ちゃんが入れ替わったと言い続けていた。 そしてとうとう、ぼうやの本当の親を見つけてやってほしいと言い残して逝ってしまったのだ。 キャシーは必死で事情を説明したが、 トレイスは聞く耳すら持たず、それどころか誘拐犯と決めつけた。 「作り話はそれだけか」彼は冷たく片眉をあげて、警察を呼んだ。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年03月01日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 寺田ちせ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年02月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93793-3
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- 書籍番号
- HQB-793 (初版I-798)
読者レビュー
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アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会う。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。