ハーレクイン文庫
危険すぎる契約
会社が倒産寸前のミスティの前に、イタリア系大企業の重役レオーネが現れた。支援する代わりに、奴隷同然の愛人になるように、条件を提示されてしまう。
倒産の危機に瀕する会社を立て直そうと、ミスティは必死だった。 そんな彼女に救いの手を差し伸べる男性が現れる。 美しきイタリア系大企業の重役レオーネ・アンドラッキ。 だが、彼は支援する見返りとして、恐るべき条件を提示する。 「僕が用意する家に住み、僕が買う服を着て、僕に従うんだ」 ──奴隷同然の愛人になれというのだ。信じがたい申し出に絶望するも、言うことを聞くほかはなく身を任せるしかなかった。 初心なミスティには、夜毎の愛のない行為があまりに辛くて…… しかも、それは残酷な悲劇の始まりに過ぎなかった。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年01月01日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93778-0
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- 書籍番号
- HQB-778 (初版R-1865)
読者レビュー
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rivulet
復讐ものですが、ヒロインに非はなく、ヒロインの父への復讐の為にヒーローがヒロインを利用するお話です。でもリン・グレアムのいつものヒーローほど酷い感じは受けませんでした。ヒロインが本当に可哀想すぎる境遇でしたが、実は最初からヒーローはヒロインにメロメロで最後は素敵なシンデレラストーリーです。リン・グレアム好きな方にはおすすめです。『アラビアの花嫁』の関連作ですね。
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あず
純粋で誠実なヒロインにどんどん惹かれていくヒーローの不器用さがすごくかわいらしくて、あっという間に読み終えてしまいました。幸せをいっぱい感じられるオススメの一冊です。
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モニター
ヒーローに立ち向かう情熱的なヒロインという印象でした。里親のために借金を返している心優しいヒロインなのに、ヒーローには全く違う態度なのでびっくりしました。あらすじの「奴隷同然」というほどではなかったですよ。
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。