ハーレクイン文庫
愛の囚人
父が倒れたことで、サリーは会社の内情が火の車だと知った。債権者の大富豪ルチアーノに援助を頼みに行くと、助けてほしければ妻になるよう迫られてしまう。
父が倒れ、サリーは父の会社が破産寸前であることを知らされた。 翌日、彼女は金策に奔走するが全て断られ、最後の手段として債権者である大富豪ルチアーノ・アンドレッティを訪ねる。 だが援助を頼むと、ルチアーノはサリーの全身に目を走らせるや、 窮状を救ってほしければ、自分の妻になるよう要求してきたのだ。 さもなければ明日にも、父親を破産に追い込むだろうと。 尊大な男に抗う術もなく、サリーは身を委ねるが、 ルチアーノとの夜は予想以上に甘美で、激しいものだった。 これは取引にすぎない、そう割り切っても溺れてしまい……。
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- 頁数
- 232頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年12月01日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 細郷妙子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年11月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93770-4
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- 書籍番号
- HQB-770 (初版R-62)
読者レビュー
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2人のハネムーン
嫌なはずなのに、サリーとルークのハネムーン、すっごく楽しそう! ニュージーランドでもハネムーン、シドニーの暑い陽気、サリーは、よくいる色白ヒロインタイプではなく、小麦色の肌の美人なのね♪ パパと険悪っていうストーリーも多いけれど、このストーリーに出てくるパパのジョーはとっても素敵! 終盤でてくるママのエミリーはもっと個性の強い女性でした♪ 一番好きなシーンはハネムーンでした♪
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モニター
権力がある傲慢な男が、若い女性にひとめぼれし、抵抗にあいつつも、忍耐強く接し、愛情を注ぎます。想いは通じるのか。ヘレン・ビアンチンが描くヒーローは、強大で、傲慢で酷い男・・・。ですが、愛さずにはいられません。
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ニュージーランド生まれ。ロマンス小説界でもっとも権威あるRITA賞に、2度もノミネートされた実力派。ドラマティックなストーリー展開で、長きにわたってロマンスファンを魅了しつづけている。