ハーレクイン文庫
ばらと魔女
天涯孤独の身のキンバリーは脅迫者の影に怯え、知り合ったばかりの実業家ダリウスにためらいつつ助けを求めた。彼は即座にキンバリーの保護を申し出て…。
作家のキンバリーの家に針の突き刺さった真紅のばらが届いた。 悪意を感じて怯える彼女の心にふと、ある男性の面影が浮かぶ。 実業家ダリウス・キャベナー──ふた月前、キンバリーは偶然に彼の甥を誘拐犯の手から救ったのだった。 身寄りのないキンバリーは、彼ほど頼もしい人物を知らない。 思いきって電話をかけたものの、急に不安を覚えて、 間違い電話のふりをした。だがその夜、不意にダリウスが現れた。 キンバリーから話を聞くと、彼はきっぱりと言い切った。 「僕と一緒なら安全だ。明日から君は僕の家に来るんだ」
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- 頁数
- 240頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年11月01日
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- 著者
- ジェイン・A・クレンツ
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- 訳者
- 中山美都子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年10月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93769-8
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- 書籍番号
- HQB-769 (初版T-38)
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと、1979年より作品を発表。以降アマンダ・クイックやジェイン・キャッスルなど7つの作家名を使い分け、著作は140冊を超える。最近では連続30作以上がNYタイムズのベストセラーに入り、不動の人気を誇る。講演や小説以外の執筆にも積極的で、ロマンス小説について書いたエッセイ集での受賞歴もある。