ハーレクイン文庫
復讐は愛ゆえに
美貌のジェシカは、太陽神のように精悍なカメラマン、
アレクに心奪われた。だが、彼は前の結婚の失敗から、
美しい女性を避けるようになっていて…。
その美しさゆえに、ジェシカはいましがた、 ある権力者に危うく体を奪われかけた。傷ついた心を隠して次の仕事場、カメラマンのアレクの元へ向かった。 彼は前妻の裏切りから、美しい女性を嫌うと噂される男だったが、出会った瞬間、ジェシカは圧倒された。 逞しい長身と、金色に射抜く瞳── 彼女の目には、精悍な太陽神そのものに映ったのだ。 しかし撮影が始まるや、揶揄するような言葉を投げつけられ、 あまりの辛辣さに耐えかねて、ジェシカは卒倒してしまう。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年11月01日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 秋元由紀子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年10月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93766-7
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- 書籍番号
- HQB-766 (初版R-1431)
読者レビュー
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トモ
女優ジェシカとカメラマンのアレク。二人がおたがいに惹かれ合い、恋に落ちていく時間がとてもロマンチックで情熱的で胸が熱くなりました。ジェシカの強さに隠された可憐で愛らしいところ、アレクの芸術的な才能の裏にあるジェシカを想う優しさ、恋に落ちていく二人の良さも見えてきました。それぞれ苦労や辛い困難を乗り越え、ぶつかりあい、傷つけあいながらも、やっぱりお互いが大切な相手と気付き、二人の心が一つになった時、良かったと胸を撫で下ろしました。これから二人がどのように成長して愛を育んでいくのか、二人の将来が知りたくなりました。
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1997年に『追憶の重さ』で日本デビューを果たした。その後も40作以上の作品を発表し、情熱的な作風で読者の絶大な支持を集めている。執筆の原動力となっているのは、緻密な人間観察、それにロマンス小説への飽くなき愛情だという。英国マンチェスター在住。