ハーレクイン文庫
悪夢
後見人のもとで裕福に育ったパーシファ。だが後見人が亡くなり、現れた大領主ディアブロに無理やり花嫁にさせられてしまう。彼にはいわくがありそうで…。
あるパーティの夜、パーシファの後見人が心臓発作で急死する。 類稀なる美貌を悄然とさせるパーシファのもとに、 メキシコの大領主ドン・ディアブロが現れ、 自分はパーシファの夫になる男だと言うのだった。 それが後見人の遺志だと知った以上、逆らうこともできず、 パーシファはともにメキシコに渡るが、残酷な方法で、 貞操を奪った夫への憎しみがつのるばかりの日々がつづく。 だが、常に非情さを漂わせ、使用人たちにさえ悪魔と囁かれるディアブロに危険と知りつつも、抗えない魅力も感じ始め……。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年10月01日
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- 訳者
- 安引まゆみ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年09月21日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93762-9
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- 書籍番号
- HQB-762 (初版R-242)
読者レビュー
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うなちゃん
メキシコの大領主とイギリス人の若い女性とのストーリー。ラテンの血が濃いヒーローと、イギリス人気質が顕著なヒロインとのやりとりが正にハーレクインの世界でした。ヒロインの純朴というか少女の様な気質をみて「もっと男性を知らないと!!」と叫んでしまいそう。愛は国境や人種も越えられると感じられる作品でした。
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モニター
強引ですがとても魅力的なヒーローに惹きこまれます。苦境の中でもめげることなく、真っすぐぶつかっていくヒロインにも好感がもてました。少し意地悪な人が出てくるものの、お屋敷の鮮やかな描写など終始楽しめました。こんなヒーローに愛されたい!
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モニター
王道のストーリーなので安心して読めました。メキシコが舞台ですが、風物や食べ物、ファッション等の描写が丁寧で、良い気分転換になりました。まとまっていて手軽に読めるのも良いと思います。
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モニター
要約すれば“暮らしに困っていたヒロインはお金持ちのヒーローと結婚し、幸せに暮らしました”なのですが、そんな単純なシンデレラストーリーではない。ヒロインが自立し、幸せをつかみ取る物語です。お互いの思いをなかなか伝えられないヒーロー、ヒロインにドキドキしながら読みました。
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中から“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今もファンに支持されている。