ハーレクイン文庫
運命からの招待
イヴは、あるパーティで実業家アダムと出会う。
ふたりは惹かれあうが、イヴにはもう婚約者がいる。
アダムはイヴに、婚約者と結婚してはいけないと言い始め…。
「なぜ、おとなしく彼の言いなりになっているんだ?」 イヴがその声に振りむくと、見知らぬハンサムな男が立っていた。 彼はどうやらパーティで、婚約者がイヴをほったらかしにして、 ビジネスの話にうつつを抜かす様をこっそり観察していたらしい。 イヴは腹をたてたが、男の名前がアダムだと知って驚いてしまう。 ──アダムとイヴ。まるで運命のいたずらみたい……。 後日、アダムは、またパーティにやってきた。 そして今度は、婚約を解消するように、自分の子供を産むようにそそのかすのだった。彼は何をたくらんでいるの?
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年09月01日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年08月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93756-8
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- 書籍番号
- HQB-756 (初版R-768)
読者レビュー
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ひかり
アダムと出会って僅か10日足らずなのに、イヴは自分が変わったことに気付いていた。今まで見えなかったもの、感じなかったものを感じてしまう不安。以前の自分に戻りたいのかどうかもわからない。彼は38歳という大人でありながらイヴとの「運命の出会い」を信じている♪ 子供扱いも年寄りじみた思い込みもない、ただただ運命論で迫るだけ。そして彼女の自立したいという決意も尊重してくれた。こんなじれったいくらいの大きな愛で包むヒーローは初めて! でもロマンチストかと思えば、自分の子供時代の話で彼女の午後を独占するあたり、なかなかの策略家かも。
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1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に150冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。