ハーレクイン文庫
ケイトには、母親が男と駆け落ちし、父親に「あの女のふしだらな血を引く」と罵られ続けた過去があった。 以来、セックスに激しい恐怖心を抱くようになったのだ。 それなのに、淡い想いを寄せていた親友の叔父ジェイコブにある誤解から、身持ちの悪い女だと決めつけられ、 親友との付き合いさえも禁じられてしまう。 だが、親友が結婚し家を出ると、ジェイコブは強烈に、 〝ふしだらな〟ケイトを遊びの関係として求め始める。 「僕を惑わす、この魔女め」と侮蔑のまなざしを注ぎながら……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年09月01日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 小畑一美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年08月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93752-0
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- 書籍番号
- HQB-752 (初版D-315)
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むこう
一度読み始めたら、一気に読みたくなるような物語です。章が変わっても、続きが気になるため思わず休みを入れずに読んでしまいました。愛の情熱の描写が目の前・・・いえ、自分に起こっているように感じることができました。興奮し、思わずにやけてしまいました。どなたでも、容易に情景を想像できると思います。男女の愛、情熱だけかと思いきや、家族愛なども含まれていたので涙も必要なものでした。様々な愛の形で、心を動かしてくれる物語です。
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s.manami
昔から憧れていた年上の男性に愛の言葉をかけられる。女性にとってこんな幸せな事はないと思います。お金持ち、イケメン、優男、本を読み進めるにつれてヒロインが羨ましくて仕方がありませんでした!!
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モニター
一途なヒロインに対して誤解からひどい言葉を投げつけ傷つけるヒーロー。すれ違いの末のハッピーエンドですが本当にこの男でいいの?って思っちゃいました。いくつになっても男性の方が子供っぽいってことでしょうか。健気なヒロインが報われてよかった。
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モニター
不器用なヒーローと一途にヒーローを想うヒロインです。ジェイコブにある誤解から傷つけられたケイト、それでも彼を嫌いになれず一途に想っている姿に胸打たれました。誤解がとけてからも互いの生い立ちのせいで、気持ちがすれ違う二人がもどかしかったです。事件に巻き込まれ、意識不明のケイトに語りかけるジェイコブの言葉が素敵でした。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。