ハーレクイン・シリーズ
口づけの行方
ハーレクイン・ディザイア傑作選
私を嫌っているはずなのに、
その唇はとても優しくて……。
アイヴィは物心ついたときから、自分勝手な姉に振りまわされてきた。 美しい長女だけを溺愛していた亡き父が、遺産のすべてを姉に遺したため、 今では経済的にも苦しい日々を強いられている。 そんなアイヴィの心の拠りどころは、親友のメリーだ。 ある日、メリーの家に泊まったアイヴィは、 真夜中のバスルームでメリーの兄スチュアートと鉢合わせてしまう。 アイヴィは彼が苦手だった。そばにいるとなぜか落ち着かなくなる。 しかも彼は、アイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、 辛辣な態度で接してくるのだ。だが、その夜の彼はいつもと少し違った。 不可解なまなざしを向けてきたかと思うと、突然、アイヴィにキスをした。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年07月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51716-6
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- 書籍番号
- D-1716 (初版D-1250)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ディザイア傑作選
読者レビュー
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モニター
親友の兄であるヒーローが気になりながら、誤解から辛辣なあつかいを受けて傷つくヒロイン。2人の関係に、もどかしい思いで一気に読んでしまいました。最後はハッピーエンドで安心しました。
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モニター
これまで傲慢なヒーローの作品を読むことが多かったのでこの作品の思いやりある愛情深いヒーローにキュン! ロマンスはもちろんミステリー的要素もあり引き込まれてしまいました。そしてラストの数行…… なんか素敵だなぁとジーンと心に響きました。
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シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。