ハーレクイン・シリーズ
永遠に失われた初夜
契約結婚の義務はもう果たした。
あとは夫に離婚を突きつけるだけ……。
ルーシーは夫のディオに離婚を迫った。結婚して1年半、 夫が屋敷に招く客を妻としてもてなし、理想の夫婦を演じてきた。 でも、それももうおしまい。父亡きいま、夫婦を続ける意味はない。 この結婚は、夫が父の会社を救うという契約の一部だったのだから。 結婚式の夜、それを知った彼女は夫とベッドをともにするのを拒み、 その後も、人前に出るとき以外は一緒にいることさえ避けてきた。 ところが、離婚を告げられたディオの反応は意外なものだった。 まだ行ってないハネムーンのあとでなら別れてもいいというのだ。 カリブの島で2週間、心ゆくまでベッドで過ごしたあとなら……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 山科みずき
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13170-6
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- 書籍番号
- R-3170
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。