ハーレクイン・シリーズ
パリにあるレイラの香水店に、驚くべき客が訪れた。 さる国の王で、稀代のプレイボーイとして有名なアリックスだ。 愛人へ贈る香水を買いにきたようだが、彼がレイラに留めた目は、 どんなに疎い女でもそれとわかるほど情熱的な光を帯びている。 そして翌日から、アリックスの怒濤の誘惑が始まった。 高価なドレス、ディナー、プライベートジェットでベネチア旅行── オペラ鑑賞後の夢のような夜、レイラはついに彼に身を委ねた。 めくるめくような愛の手ほどきに、初めて内気な殻を破った。 アリックスが秘かに進める、後ろ暗い計画など知りもせずに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月20日
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- 著者
- アビー・グリーン
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- 訳者
- 結城玲子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13169-0
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- 書籍番号
- R-3169
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夕鶴
内気なヒロインのレイラと男性的な魅力の塊のようなアリックスの心の動きと関係の変化が、大胆で刺激的な描写で描かれていて、引き込まれるストーリーだと思います。出会った時から強烈に惹かれ合うこの二人のような出会いをしてみたいと思わせる作品ですね。物語を八割ほど読み進めたところで、本当にハッピーエンドは来るのかとドキドキさせられました。一味も二味も違う現代のシンデレラストーリーだと思います。
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ソラ
文字が大きくなって初めて読んだ作品ですが、あっというまに読んでしましました。王道のような誘惑にドキドキし、レイラのいじらしい行動に戸惑うアリックスににやにやし、愛を知らないというアリックスを最後には陥落させてしまうレイラに彼女の強さを感じてしまいます。特にハーレムでの一幕が一番ドキドキし、良かったです。お城にハーレムがあるなんて洋と中東系が混じった今までにない感じがありました。こんな誘惑をされたら誰でも陥落です!!
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モニター
身分違いの恋に落ちてしまったけれども、実は計画されたものだと知ったら、何を信じたらいいんだろう。自分だけが、恋に落ちていることを相手に知られないために、思っていないことを言わなければいけないなんて、辛すぎる。でも、いつしか二人の間に、本当の愛が芽生え始めるけれども、後ろめたさがあるせいで、なかなか素直になれない二人のやり取りがじれったいけれども、結末が楽しみな物語になっています。
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モニター
冒頭からヒーローのプレーボーイぶりに、どれだけヒロインが傷付ついてしまうのか心配していましたが、ヒーローの心はヒロインに向かって一直線です。こんなゴージャスな男性に愛されたヒロインはとても幸せだと思います。二人の幸せが永遠に続きますように。
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モニター
レイラの調香した香水と共に王道のシンデレラストーリーが紙面から香り立ってくるようなイメージです。
ロンドンに生まれ、幼少時にアイルランドに移住。10代のころに祖母の愛読していたハーレクインのロマンス小説に夢中になり、宿題を早急に片づけて読書する時間を捻出していた。短編映画のアシスタント・ディレクターという職を得るが、多忙な毎日の中でもハーレクインの小説への熱はますます募り、ある日辞職して、小説を書きはじめた。