ハーレクイン・シリーズ
わたしのお医者さま
田舎で育ったマーニーは、ロンドンで溌剌と働くのが夢だった。 ビジネスカレッジの秘書科を卒業したあと、 親代わりの伯父夫婦の反対を退け、従兄からの求婚を断り、 彼女はロンドンの医師ポールの秘書の仕事に就くことを決めた。 ポールは想像より若く、深い魅力に溢れた紳士だった。 日々、彼とともに忙しく働くうち、マーニーはしだいに彼に惹かれるようになっていく。だが、ひとつ問題があった。 ポールにはすでに美しい婚約者がいるのだ。 このまま私の思いは胸に秘めておこう……。 そう誓うマーニーだったが、ある日婚約者の秘密を知ってしまう。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月20日
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- 訳者
- 松村和紀子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42070-1
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- 書籍番号
- PB-170 (初版R-146)
読者レビュー
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。