ハーレクイン・シリーズ
海で拾った花嫁
アーモレル──海の住人という意味の名を持つ彼女は、 3歳で伯母に引き取られ、南太平洋の孤島で育った。 あるとき伯母と乗ったボートで嵐に遭い、伯母は死亡。 彼女は6週間も漂流したあげく、無人島の渚に打ち上げられた。 アーモレルを救ったのは、近くをヨットで航海していた、 イギリス人実業家のショルト・ランサムだった。 彼はアーモレルを連れ帰って静養させた後も、学校に通わせ、 彼女の“後見人”として、卒業後も何かと面倒を見てくれた。 美しいアーモレルの周辺に、やがて若い男性が集まるようになる。 だが彼女は、命の恩人であるショルトを愛し始めていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月20日
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- 著者
- アン・ウィール
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- 訳者
- 岸上つね子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90418-8
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- 書籍番号
- K-408 (初版R-464)
ロマンス界を代表する大御所。著名な作家だった曾祖父から物書きの遺伝子を受け継ぐ。新聞記者を経て21歳で結婚後、ロマンス作家として多くの物語を生んだ。ロマンスに関する独自の持論で後輩作家と意見を闘わせることも多々あったが、とても慕われていた。2007年、惜しまれつつこの世を去る。1980年代に書かれた長編は特に人気があり、入手困難のなか世界中のファンが彼女の本を探し求めているという。