ハーレクイン・シリーズ
夜は別の顔
図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。 めがねを外し、きわどい服を着るのは本意ではないが、 退屈な人生を変えるためにどうしても車を買う資金が必要だった。 厳しく育てられた彼女が夜の副業を持っていることが知れたら、 同居する大伯母はおろか、町中が上を下への大騒ぎになるだろう。 ある晩、予想もしなかった客が来店する。 アメリアが長年片想いをしているタイラー・サヴィジだ。 街の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。 彼はこの美しいウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、 陶酔のまなざしで、「俺が欲しいのはきみだよ」と言ったのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年06月20日
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- 著者
- シャロン・サラ
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- 訳者
- 谷原めぐみ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年06月09日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90417-1
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- 書籍番号
- K-407 (初版D-1032)
読者レビュー
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
何度も読み返したいお気に入りの一作となりました。ちょっと捻くれた人がでてきますが、優しい人ばかりなので一貫して優しい気持ちで読めました。アメリアもタイラーも人柄が良く、つい読みながら応援してしまいます。「なんで気づかないの。」とむず痒くなり、○○の鈍感さがもどかしくも楽しいです。ほんわかしていると見せかけて鋭いらしいアメリアの大叔母ローズマリーが可愛い! 思わぬ行動を起こす彼女とそれへの対応が読みどころの一つです。登場時はプレイボーイのような印象だったタイラーの奮闘する姿がとても魅力的でした。
強く気高い正義のヒーローを好んで描き、読者のみならず、編集者や作家仲間からも絶大な賞賛を得る実力派作家。“愛も含め、持つ者は与えなければならない。与えれば100倍になって返ってくる”を信条に、ファンに癒しと感動を贈り続ける。