ハーレクイン・シリーズ
既婚男性に騙され、傷心のローラは田舎に帰った。 村の小学校教師をしながら、祖母とふたりで暮らしている。 そんなある日、祖母がおつき合いをしている男性の息子、 アレッサンドロ・ファルコーネが訪ねてきた。 彼は巨大グループ企業を統括するビジネス界の大立て者で、 年老いた父親を、ロンドンに引き取ろうとしていたのだった。 初めて会った瞬間から、ローラとアレッサンドロは惹かれ合う。 田舎娘の何がアレッサンドロの気を引いたのかはわからないが、 ローラは彼の熱い誘惑にさらされて……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年05月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年05月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13160-7
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- 書籍番号
- R-3160
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みどりん
ページを1枚めくって文字のサイズが変わっていることに違和感を感じましたが、読み進むうちに自分が読みやすいと感じていることに気づきました。物語自体、私好みで2人の距離が縮むたびにドキドキさせられました。楽しくてアッという間に読み終えてまい続きが気になる展開でした。
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わんこ
実業家と冴えない小学校教師の恋とありますが、本人が気づいていないだけで、十分魅力的なローラ。ヒロインである彼女にどんどん感情移入していき、まるで自分が恋しているかのようなドキドキ感を味わえました。南の島へ行く場面では、ジェット機や自分のために用意されたドレス、女性なら誰でも憧れるシンデレラのようなシチュエーション。最後まで一気に読んでしまいました。
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メグミ
男性に傷つけられた過去があり臆病になっているヒロインのローラと、自信溢れ男らしいアレッサンドロが出合い惹かれあうのですが、途中じれったく感じることもあるんですがハラハラどきどきであっという間に最後まで読んでしまいます。
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ひろさく
ヒロインが過去の手痛い経験にもかかわらず、一時的な体だけの関係しか欲しないヒーローの抗いがたい誘惑に惹きつけられていくところにドキドキ。身勝手なヒーローが徐々に真実を知り、父子関係を修復していく中で、本来の魅力を見せてくるにつれて少しホッとして。このHQ王道をいく善良なストーリー展開に心地よく魅せられて楽しめます。
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「傲慢なヒーローと、心優しいでも芯の強いヒロインのカップル。愛に貪欲になってほしい人たちに贈るメッセージ」
出会いは最悪。誤解しあった二人ですが、会話をすることからはじまります。頑固な祖父母の存在もかなりパンチのあるスパイスです。一時だけの愛を求めるヒーローとそれをうけながらも、やはりそこに甘んじてはいられないヒロイン。愛を勝ち取れる? 今の時代、あまりにも淡白な話を見聞きするので、これくらい気持ちのはいったカップルがいれば…と思います。(aiai 神奈川県 主婦)
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「愛と欲望が重なりあえば、年の差は全く関係ない」 かわいかった。ヒロインが~~~。(静岡県 高見順子)
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。