ハーレクイン・シリーズ

花嫁の告白
田舎町で小学校教師をしているタマラには秘密があった。まだ何も知らないうぶな少女だったころ、デート相手に迫られ、望まぬ妊娠をしてしまったのだ。厳格な両親は彼女に施設で出産させ、子どもは里子に出された。7年が経ち、タマラは私立探偵に依頼して娘を捜し出した。娘はフランシーといい、サンアントニオで暮らしているという。タマラは娘の顔を見たい一心で、いけないと思いながらも、フランシーの養父クレイトンがいる口腔外科に予約を入れてしまう。そして知ったのだ。裕福ですばらしくハンサムなクレイトンが、亡き妻の代わりに娘を見てくれる、ナニーを探していることを。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年05月20日
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- 著者
- フィリス・ホールドーソン
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- 訳者
- 小原まみ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-90412-6
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- 書籍番号
- K-402 (初版L-693)
結婚50周年を祝う金婚式をとうの昔に迎えたという彼女は、作家としても女性としても、愛については大ベテランだと自負している。6人の子どもを育て上げたのち、カリフォルニア州サクラメント市が提供していた執筆クラスに参加。5年後に書き上げた『薔薇はつぼみのままで』で、ついにロマンス小説家としてデビュー。以来精力的に執筆を続けている。