ハーレクイン・シリーズ
結婚式の直前、アテナは衝撃的な光景を目にした。 じきに夫となる相手が、よりによって男性とベッドにいたのだ。 両親が喜ぶ顔を見たいがために受けた縁談だったけれど、 やっぱり私が間違っていたんだわ……。 耐えきれずに逃げだしたアテナは偶然、意外な男性にでくわす。 姉の結婚式で花婿付添人をしていた、ルカ・デ・ロッシ── 巨万の富と数多の美女に愛されているイタリア人億万長者だ。 彼はアテナを匿ってくれたが、翌朝、驚くべき提案を切りだす。 「百万ポンドと引き替えに、1年間僕の妻にならないか?」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年05月05日
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- 著者
- シャンテル・ショー
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- 訳者
- 柴田礼子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年04月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13158-4
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- 書籍番号
- R-3158
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korokokoro
偽装結婚…パターン化されたストーリーなので、ある程度の予想がつくからなぁと思っていたのですが…知らぬまに夢中になってしまいました。思いやりがあるが行動的なヒロインにも好感が持てます。ヒーローのひとりよがりだけれどもヒロインを愛する心…。強がっちゃってなんで素直に伝えないのよ~とううじれったさがワクワクしました。最後の方ではまさかの涙がジワリと…。良かったです。
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モニター
便宜結婚をきっかけに不器用なヒロインが自信をつけながらキレイになっていく…私の大好きなストーリー展開に一気読みしてしまいました! 決して自分だけのために決めた結婚ではなかっただけに、お互いの過去を乗り越えるまでは大変でしたが、ハッピーエンドを迎えることができたときは涙が止まりませんでした。関連作であるヒロイン姉のストーリーも機会を見つけて読んでみたいと思います。
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モニター
すべてにおいて自信のないヒロインがヒーローに惹かれていくに従って強くなっていく過程が素敵でした。そして愛を信じていないヒーローの頑なな心がヒロインによってほぐれていき、ヒロインを失うことが怖くなっていく。その対比が読み応えがあると思います。字が大きくなり読みやすくなったおかげか、物語に入り込み、何度も繰り返し読んでしまいました。
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れもん
不器用で生きづらさを抱えたヒロインが、ヒーローに出会ってどんどん素敵に変身していきます。100万ポンドで花嫁を買うヒーローとそれを承知してしまうヒロインが、お互いの本心になかなかたどり着かないもどかしさはありますが、心あたたまるエンディングにほんわかします。
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reoちゃん
結婚して3年過ぎた私ですが、ドキドキしてしまいました! 描写がとってもロマンチックで、女性は女性、男性は男性の視点での魅力的に思う部分が参考になりました(笑) また、好きな人と一緒にいられる幸せ、子供とは何か? 考える部分も多くありました。1度読んで、また読んでみると新たな発見もあり、より深く世界に入れます。私自身は、恋のような気持も体験できましたが、素敵な女性になろう! とモチベーションがあがりました!!!!
ロンドン育ちの英国人作家。少女の頃から頭の中でお話を作るのが大好きで、10代の頃にはミルズ&ブーン社のロマンスを読んでいた。20歳で結婚、第1子の誕生とともにケント州の海辺に移り、現在も在住。浜辺を歩きながら小説のキャラクターを考えるという。趣味はガーデニングや散歩で、チョコレートには目がない。6人の子供の母親でもある。