ハーレクイン・シリーズ
妊婦のスターリングは、慌てて自宅から逃げだした。 おなかの子の父親であるオマールは、 1週間前に交通事故で帰らぬ人となった。 そしてたった今、彼の厳格な兄、バクリ国王のリハドがこちらへ向かっているとの情報を耳にしたのだ。 目的は明白だ。王家の血を引くこの子を奪うつもりでしょう? 未婚の母から生まれた王位継承者をリハドが認めるはずがない。 そもそも彼は信じないだろう。弟が生涯隠し通した秘密も、 スターリングが清らかなバージンであるということも。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年05月05日
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- 著者
- ケイトリン・クルーズ
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- 訳者
- 水木はな
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年04月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13157-7
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- 書籍番号
- R-3157
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おばちゃん
ドラマチックな舞台と、スリリングな心理描写で展開されるストーリー。普段からロマンスが大好物な私ですが、久々に豪華なフルコースを味わったような満足感を覚えていました。文字が大きくなったことも、ロマンスを大いに楽しめる一因になっていたかも!
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aymoo
「国王」と「スキャンダラスなモデル」という派手なキャラクター設定に最初は「お?」と思いながら読んでいましたが、そんな2人がただの「男」と「女」であることを受け入れていく道のりを熱く応援してしまいました。とにかく登場人物の心の描き方が丁寧で、読み進む毎にヒーロー、ヒロインの抱える過去の闇や負い目がさらけ出され、最後の最後で全てを乗り越えるエンディングはまさにカタルシスでした!
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しよう
お前なんかは愛されないと言われ、傷ついた過去の記憶を大人になっても引きずってるヒロイン。お腹の赤ちゃんの父の兄は祖国愛で果たすべき義務として、亡き弟の子供を王族とする為に義務として結婚。ヒロインを非難しながらも、お互い惹かれてく。少し切なくて泣けてしまいます。
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きみどり
ハーレクインを初めて読んだのですが、非日常の素敵な世界の雰囲気にドキドキを味わうことができました。非日常の中にも、ヒロインに共感できる感情もたくさんあり、話もすんなりと入ってきました。またミステリーのように意外な展開もあり、最後には感動があったりと、お話としても引き込まれてしまいました。ぜひ他のお話も読んでみて、違った世界に浸ってみたいと思います!
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「ロマンスはおてのもの」二人のやわらかいロマンスに心うたれた。(静岡県 主婦 C.Y)
ニューヨークシティ近郊で育つ。12歳のときに読んだ、海賊が主人公の物語がきっかけでロマンス小説に傾倒しはじめた。10代で初めて訪れたロンドンにたちまち恋をし、その後は世界各地を旅して回った。プラハやアテネ、ローマ、ハワイなど、エキゾチックな地を舞台に描きたいと語る。