ハーレクイン・シリーズ
復讐をささやいて
これは誘惑? それとも愛?
セシリアには彼の本心がわからなかった。
美貌の母親の陰で、内気なセシリアは隠れるように生きてきた。継父の経営する銀行の副頭取として、恋愛に縁はないけれど、仕事に生きる充実した日々を過ごしている。そんな彼女の前に、突然現れたのが新任の警察署長ガードナーだった。彼は会うなり、恋人になってくれないかとセシリアに迫ってくる。なぜこんな魅力的な男が、地味なわたしに関心を持つのだろう。セシリアは疑問に思いながらも、強引な彼に口づけを許してしまう。わたしは彼の言う、何の約束もしない大人の付き合いなど、望んでいないはずなのに――。セシリアの思いにはおかまいなしに、彼女を虜にしていくガードナー。やがて身も心も彼に捧げたセシリアには、残酷な仕打ちが待っていた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年02月20日
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- 著者
- ビバリー・バートン
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- 訳者
- 森香夏子
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- 定価
- 755円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-82611-4
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- 書籍番号
- HP-11
読者レビュー
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長期シリーズ「狼たちの休息」で、人気・実力ともにサスペンスの第一人者の地位を築いたビバリー・バートン。今月は初期作品から、アメリカ南部を舞台にした濃厚な愛憎ドラマの登場です。最後まで目の離せないスリリングな展開に、どうぞご期待ください。