ハーレクイン・シリーズ
天涯孤独のメルは、小さなサンドイッチ屋で働いている。 あるとき、珍しく身なりのいい男性客が店に入ってきたが、 彼の横柄な態度に腹を立て、メルは無礼な応対をしてしまう。 ところが彼は意外にもメルに詫びると、パーティに誘ってくれた。 安物のドレスを着て、ニコス・パラキスに連れられたメルは、 ギリシア名家の御曹司である彼の莫大な富を見せつけられ、 帰り際には熱いキスをされ、めくるめくひとときを味わった。 期限つきの愛人の身で妊娠することになろうとは、思いもせず。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年04月20日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13152-2
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- 書籍番号
- R-3152
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ひとっち
ニコスが立ち寄ったサンドイッチ店。美しいメルに「肉がほしいのなら肉屋に行って!」と ハーレクインでは聞いた事がないような驚きの出会い。お互いの育ちも環境も価値観も全く異なる二人。パーティを楽しんだ後、お互いが忘れられない二人。新たなスタートにと、バミューダで夢のような楽しい時間が過ぎ、タイムリミットが迫る。二人の選択と想いが絡み合いニコスが取った決断とは。二人のリズミカルなやり取りにも注目!
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モニター
お互い一目ぼれしているのに気にしていないふりをしてすごして、早く思いを告げてほしいとやきもきしました。ひとときの休暇を終わらせたあとはどのように再会するのかドキドキでした。ハーレクイン=ハッピーエンドとわかっていても早く早くと思います。ハーレクイン・ロマンスがリニューアルされて文字が大きくなり、デザインもさらに洗練されエレガントになりました。老眼なので以前より文字が大きいのはとても読みやすいです。
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モニター
お互いに一目見た時から好きだったのに、過去の出来事に対して感じた思いに阻まれて気持ちを正直に告げられずにいて、これからどうなるのか気になり、一気に読んでしまいました。最後まで目が離せませんでした。温かい気持ちになりました。
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あるばとろす
じっくりと育っていく愛の話です。メルとニコスは最悪の出会いから始まります。互いに惹かれあいながら、情熱を感じながらもなかなか先に踏み出すことが出来ない。しかも、互いに抱える過去のつらい体験がさらに二人を遠ざけていく。だけど・・・。そんな大人の愛を読むにはぴったりの作品です。また、文字サイズが大きくなってかなり読みやすくなってます。
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ZEN
最初の出会いのシーンからまるで自分がそこに立っているかのような、リアルで細やかな描写が続いて、始めから世界観にグイグイ引きこまれます。ヒロインの美しい瞳に吸い込まれそうな錯覚さえ覚えました。鮮烈な一目惚れのシーンとお互いに惹かれ合うキラキラした文章がステキです。自分が体験したかのように読み進められるので、ロマンスをほしい人には最適だと思います!
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モニター
裏表紙の「期限つきの愛人── その成れの果ては、予期せぬ妊娠」という見出し、「成れの果て」はちょっとひどいと思いますが、王道のテーマではあります。お互いの脳内の独り言がすごい。ヒーローがせっかちすぎる。いろいろ突っ込みどころはありますが、ヒロインの明るさに救われます。初めてのデートでご一緒した方たちとのやりとりは一読の価値ありです!
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モニター
最悪な出会いをしたのに火花が散るほどの衝撃を受け、期限付きの付き合いを始めたメルとニコス。深入りする前にと離れることに。離れようとしても離れられないほど惹かれあってるのにお互いが相手の自由、幸せを考えて身を引こうとするところにやきもきしました。
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「愛の作家」
感動の名作です。(静岡県・主婦・あひと) -
ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「ラテン系の情熱的なヒーローを書かせたらすごい!」
ギリシアの男性らしく、ヒロインを褒め称え、積極的なアプローチ、夢のような旅行に連れて行ってくれる、女性が憧れるヒーローに対して、束の間の関係を続けることをきっぱり断るヒロインに拍手です。その勇気ある決断でヒーローが変わるきっかけにもなるので。(長崎県 会社員) -
ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「ドキドキがとめられない!!」
出会い方も衝撃的でしたが、二人がお互いを思いあうあまり悩み苦しみ、それでも愛しくてたまらない。この二人の心の中で渦巻く感情から目が離せない!! 読み始めたら一気に読んでしまいました。 -
ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
「遊びと本気の愛」
この作家さんは初めてでした。最初から遊びで先のない付き合いを希望し露骨にアピールするヒーローがあまり魅力的ではないけど、それに応えてしまうヒロインも最初はちと抵抗がありました。でも流れの中で大事なことに気が付くあたりがさすがのハーレイクインでした。こういうお話も悪くないなと、いつもは積極的に購入しないタイプの本でしたが、初の作家にトライして今回は当たりでした。(長野県 主婦 はははは3人の母)
10代のころ初めてミルズ&ブーン社のロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキングやガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。