ハーレクイン・シリーズ
母のせいで破産した日、オリヴィアは家を飛び出した。 以来、1年間ミラノで息をひそめて暮らしていた。 ある日、彼女はトニーという男性と出会い、久しぶりに楽しい時間を過ごした。ところが家まで送ってくれた彼は、 部屋に入ったとたん豹変した。彼の本名はロッコといい、 ミラノの富豪一族の出身だった。オリヴィアを、自分の祖父を たぶらかした魔性の女と決めつけ、本性を暴こうとしたのだ。 ひどい誤解だ。オリヴィアは必死で身の潔白を訴えた。 初めて覚えた胸のときめきを、屈辱にぬりつぶされながら。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年04月20日
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- 著者
- ジェニファー・ヘイワード
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月31日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13151-5
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- 書籍番号
- R-3151
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- ミニシリーズ
- 大富豪の結婚の条件
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モニター
文字サイズが変わってから初めてハーレクイン・ロマンスを手に取りました…少し慣れなかった。モデルのオリビアは過去の出来事から逃げてミラノに来てデザイナーの勉強をしている。ヒーローのロッコは祖父の愛人だと決めつけて接触するのですが次第にオリビアの美しさや内面の儚さに惹かれずにはいられなくなり…新しいタイプの文章の作り方でした。新鮮でした。
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pyonpyon
一気に読み終わりました。ドキドキしながら読むことができ楽しかったです。
人を信じることが出来ない二人が最悪な出会いからお互い相手への想いを上手く出せないところがもどかしくて、もっとテンポ良く進めばいいのにと感じました。結局一体どうしたいのと思うところはありますが、トキメキを感じたい時にはオススメだと思います。 -
モニター
誤解したまま会いに行ったロッコにオリヴィアが騙された出会いは最悪でした。傷ついても前に進もうとしていたオリヴィアを強引に思い通りにしようとしたロッコは酷いと思ったけど、自分の気持ちに向き合えて愛情から結婚式を挙げられて良かったです。ステファンの心も癒されそうだしクリスチャンとアレッサンドラの関係も気になるしで、次作も楽しみです。文字が大きく行間もあいてすごく読みやすくなりました。小さい字が読みづらくなってきたのでとても有難いです。
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マヤ
契約結婚とそれぞれの過去が邪魔したために、魅かれ合う気持ちが素直に結ばれなくて、思い詰め、切なくて、とても苦しい恋に自分も落ちてしまったようでした。とても魅力的な登場人物に夢中になってしまい、恋が実ったときの喜びは一気に解放されて、やっぱりハッピーエンドはいいなぁ〜♪ ヒーローの仲間の恋の話も、早く読んでみたいです!
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モニター
今回から始まる4部作の一話目です。ヒーローのロッコとヒロインのオリヴィアはロッコのある誤解が元でいろいろと辛く当たり、画策していきますが、中盤から自分の間違いではないかと自分で気づいていくのが今迄のヒーローとは違うと思います。過去の経験からオリヴィアの愛に抵抗しながらも自分でもなかなか抵抗しきれずにオリヴィアの気持ちを素直に受け止めれないロッコがもどかしいです。亡くなった祖父は二人が出会うと結ばれる事がわかっていたのでしょうね。他の3人のヒーローの物語は、時折今回の物語に登場しますが、それぞれ個性の強そうなキャラなのでとても楽しみにしています。
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モニターのゆきりん
新人作家さんのロマンス、なかなかおもしろく、今後も注目したいです。シリーズなのでヒーローの親友のロマンスを是非とも読みたいです。
悩めるティーンエイジャーだったころ、姉のハーレクインをくすねて読んだのが、ロマンス小説との出会いだった。19歳のとき、初めて書いた小説を投稿するも、あっけなく不採用に。そのとき母に言われた「あなたにはもっと人生経験が必要ね」という言葉に従い、広報の職に就いた。名だたる企業のCEOと共に世界中を旅して回った経験が、確かに今の仕事に役立っているという。2012年、ハーレクインの新人作家コンテストで入賞し、ついにデビューを飾った。カナダ、トロント在住。