ハーレクイン・シリーズ
「婚約者が来て会いたがっていると、彼にそう伝えて」 ソフィーは自分の名前も告げず、オフィスの受付嬢に迫った。 ルカは幼なじみの許嫁の存在をきっと覚えているはず。 故郷シチリアで別れた後、彼とはもう5年も会っていないけど。 ビルの最上階の社長室に君臨するルカに気後れすまいと、 今日は身ぎれいにして、ホテルのメイドの身の上は隠している。 そう、彼に頼みを聞いてもらうためならなんだってするわ。 余命少ない父に、娘が幸せであると信じてもらいたい。 つかの間でいい、偽りの芝居に協力してほしいだけなのだ。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年04月05日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 井上絵里
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13149-2
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- 書籍番号
- R-3149
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モニター
再会したヒーローに無茶ぶりを言うヒロインが魅力的でした。二人の過去のロマンスは衝撃的でヒロインの気持ちを思うと切なくなります。文字が大きくなり見やすく、電車の中でも楽に読めました。リニューアルされた表紙は上品でエレガント、素敵なデザインです。
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モニター
ソフィーの父親に対する愛情をすごく感じました。とても読みやすく、物語の世界にぐいぐい惹きこまれました。
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マリリン
お互いの両親のために素直になれず傷つけあってしまうソフィーとルカがかわいそうで、なんとかうまくいってほしいと思いながら読みました。5年間も会わずにいたのにずっと思いあっているなんて本当にロマンチックです。それから大きな字のため、いつもよりスピードが出て一気に読んでしまいました。PS.字が大きくなって嬉しいです。40代後半になると夜は小さい字がとてもキツイので。
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モニター
二人の感情にふりまわされ、混乱のうちに話が終わったという気がしています。それがお国柄と言えばそうなのかもしれないけれど、とにかく一気に読めました。
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埼玉ママ
5年前の初恋の人で愛しながらも引き裂かれた相手に再会し、愛を確認し合い、結ばれる。愛は消えない情熱で、お互いを許すことから、幸せになってゆくヒーローとヒロイン。燃え上がる気持ちに引き込まれていってしまいます。愛は永遠なり。幸せな時間でした。
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モニター
ヒーローが「ぼくはきみを愛している。それでも、絶対に妥協できないこともある」と、確かに正当な言い分だけど、冷静にヒロインに伝えるところが、激しい気性のヒロインだけではなく、読んでいる自分でも腹が立ちました。でも、過酷な運命に逃げずに立ち向かってできた性格で、感情的で大人になりきれないヒロインにはぴったりなのかも。最後に置き去りにされる覚悟で祭壇に行ったヒーローに拍手です。
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モニター
本当に婚約者なの? 冒頭からヒロインとヒーローの謎めいた関係にわくわくし、物語が進むにつれヒーローの切ないほどの愛情の見え隠れに一喜一憂しました。
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。