ハーレクイン・シリーズ
エヴァは旅先のパリで幼なじみのフリンと7年ぶりに再会した。 屋敷の使用人の息子だった彼は実業家として大成功し、 今や女性たちの理想そのものの、魅力的な男性に変貌していた。 恋に落ちたエヴァは彼にプロポーズされ、有頂天になる。 私はなんて幸せなの。父とは正反対の伴侶と巡りあえるなんて。 家族を出世の道具にした亡父を、エヴァは今も憎んでいるのだ。 フリンのために着飾り、パーティを開いては客をもてなす毎日。 ふと、彼女は気づく。夫はなぜ、ただの一度も“愛している”と言ってくれないのだろう。私は彼に……愛されているの?
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年04月05日
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- 著者
- アニー・ウエスト
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- 訳者
- 山本みと
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13148-5
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- 書籍番号
- R-3148
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- ミニシリーズ
- 7つの愛の罪
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3匹の母
NEW ハーレクインは、字が大きくなり、とても、読みやすいです。ヒロインのエヴァが、ヒーローの行動や言動に父親の影を感じ不安になりながらも、愛ゆえに信じたいと思う心の葛藤とジレンマに悩む姿に、ハラハラドキドキしました。私だったら、対処出来ません。ヒーローが本当に大切なものを知り、大事だと思っていたものを手放す勇気に、惚れました。
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ひとみ
新しくなったハーレクイン・ロマンスは、私が若かった頃のハーレクインの表紙にちょっと似ていました。地味かな?と思いましたが、字が大きくなり、読みやすかったです。『踏みにじられた妻』の主人公は、心の傷を持ちながらも一生懸命なエヴァと実業家フリンの、まさに赤い糸で結ばれた二人。その出会いとお互いを思いあう気持ちが空回りする、そんなストーリーにきゅんとしてしまいます。ロマンスの王道と呼ぶには、少し物足りない面もありましたが、読み終えると、すっきりした気分になる本でした。
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モニター
運命的な再会で、言葉巧みに口説かれ結婚したヒロイン。愛のために結婚したヒロインと完璧な妻を手に入れたかったヒーロー。途中、何度も騙されてるよ! 早く気づいてって、思いながら読んでました。色々な策がヒロインにばれて修羅場になったりとハラハラドキドキが止まらなかったけれど、最後には騙されてよかったって思えるぐらい素敵な作品でした。幼少期から、つらい思いをたくさんしてきた二人だったから、ご褒美がもらえたのかな。
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のりちゃん
ヒーローとヒロインは、お互いに家庭環境に恵まれなかったが、ヒーローはそれを糧にして頑張り成功して、ヒロインも17歳で自立して、苦労していました。そんな二人が再会して、結婚。でも、お互いを思えばこそすれ違い、読んでいてハラハラしました。文字も大きくなり読みやすかったです。
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モニター
手にとって、表紙がモダンで文字も読みやすくなっていました。読み始めは内容がつかめず、ページが進みませんでした。でも最初のポイント、結婚のくだりになると興味がふくらんで、それで? それから? と早くなりました。やっぱりラブラブのお話でした。一途に思われるのはいいですね。
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ベストロマンス大賞[2016年上半期読者の声
ヒーローは思惑があってヒロインと結婚しますが、ヒロインを大切にする行動で救われる思いです。傷つけたヒロインに、自分が一番大切なのはヒロインだと示すためにすべてを投げ出すラストに感動です。(長崎県 主婦)
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ベストロマンス大賞2016年上半期読者の声
ヒーローは思惑があってヒロインと結婚しますが、ヒロインを大切にする行動で救われる思いです。傷つけてしまったヒロインに、自分が一番大切なのはヒロインだと示すためにすべてを投げ出すラストに感動です。(長崎県 会社員)
家族全員が本好きの家庭に生まれ育つ。家族はまた、彼女に旅の楽しさも教えてくれたが、旅行のときも本を忘れずに持参する少女だった。現在は彼女自身のヒーローである夫と2人の子とともにオーストラリア東部、シドニーの北に広がる景勝地、マッコーリー湖畔でユーカリの木に囲まれて暮らす。