ハーレクイン・シリーズ
婚約芝居
5年前、身寄りのないテッサは初恋の人ポールに振られた。 彼は無神経にもテッサの書いた熱烈な恋文を友人に回覧し、 町中の笑いものにされた彼女は故郷を飛び出したのだった。 今テッサはロンドンで職業女性としての一歩を踏み出している。 能力、体格、容貌すべてにずば抜けた上司のオームに認められ、 彼のチームの一員として働けることに生き甲斐を感じていた。 ところがある日、次の仕事の出張先が故郷の町だと聞いて、 テッサは激しく動揺する。もしもポールに再会したら…… あんな仕打ちを受けたのに、また惹かれてしまったらどうしよう。 沈んだ彼女の様子に気づいたオームは、思いがけない提案をする。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年04月05日
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- 著者
- ジェイン・ドネリー
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- 訳者
- 細郷妙子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90402-7
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- 書籍番号
- K-392 (初版I-200)
ハーレクイン黎明期を支えたイギリス人作家の1人。10代のころから新聞記者として働き、そこで出会った男性と結婚した。だが娘がまだ5歳のときに夫と死別。家で娘を育てながら生計を立てるために作家になることを決意し、スリラーやロマンスなどあらゆるジャンルの小説を出版社に送る日々を経て、1965年にデビューした。以来、2000年まで精力的に執筆を続けた。