ハーレクイン・シリーズ
まぼろしのプリンス
カラメールの恋人たち Ⅳ
究極のエゴイストを愛したなら、心は捧げても見返りを求めてはいけない。
〝ガース・レミーを捜し出し、宮殿へ連れてくるように〟カラメール公国近衛隊に属するセリーナ・コルドーはローヌ大公に極秘任務を命じられて青ざめた。あの無愛想なガースが行方不明中の王子かもしれないだなんて……。高校時代、スポーツの万能選手だった彼にセリーナは夢中だった。でもガースは彼女を軽薄な女学生と決めつけ、冷酷なせりふとともに拒絶したのだ。苦い記憶を封じ、彼女はさっそくガースに接触をはかった。彼はたくましい大人の男に変貌を遂げていたが、その瞳は相変わらずセリーナへの侮蔑に満ちていた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年01月20日
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- 著者
- ヴァレリー・パーヴ
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- 訳者
- 長田乃莉子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63223-5
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- 書籍番号
- LS-223
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- ミニシリーズ
- カラメールの恋人たち
読者レビュー
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シルエット・ロマンスで人気のミニシリーズ『カラメールの恋人たち』第四話をお届けします。ローヌ大公の地位を危うくする新プリンスは硬派な一匹狼? 大公夫妻が結ばれた「王様とマーメイド」(L-956)から一年後を描いた物語です。