ハーレクイン・シリーズ
5週間の仮面夫婦
「君には興味がない」と断言したあなたが、
なぜプロポーズしてくれるの?
「結婚してくれないか?」ジョーダンはララを見つめて言った。 愛を交わした直後の求婚に、彼女は絶句した。 ジョーダンは、ロンドン社交界で話題の若き不動産王。 いつも違う女性とパーティに現れる彼に、ララは反感を覚えていたが、 酔った友人に迫られているところを助けられ、心を許すようになる。 ホテルチェーンを経営する父とも、彼はすぐによしみを通じた。 でも、まさかこんなにも早く結ばれ、求婚されるなんて。 「もちろんよ……。愛しているわ、ジョーダン」 夢見心地で申し出に応じたララだったが、 この結婚には、世にも悲しい企みが隠されていた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年03月20日
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- 著者
- キャロル・モーティマー
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- 訳者
- 相原ひろみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13145-4
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- 書籍番号
- R-3145
読者レビュー
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モニター
最初は、感情が激しくわがまま放題のヒロインにひやひやしました。でも、ストーリーの中盤になってから、ヒロインの受けたショックや悲しみに、いつの間にか共感しながら読んでました。ヒーローの冷ややかな行動も、彼の過去を知ってからは「ああそうだったのか」と納得できるものでした。ドラマティックな展開で、楽しめました。
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モニター
裕福で甘やかされて育ったモテ女性のヒロインが初めて恋し欲したのがこのストーリーのヒーローなのですが彼は…。読み始めはヒロインの自己中心的な言動に腹立ちを感じますが、それにも負けず劣らずのヒーローの傲慢さ!! ラストまでドキドキハラハラでストーリーに引き込まれます。
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まあり
何不自由なく育った富豪令嬢のヒロインが、ヒーローの不可解な冷たい態度に耐えながら次第に成長していく展開に引き込まれました。
ハーレクイン・シリーズでもっとも愛され、人気のある作家の1人。3人兄妹の末っ子としてベッドフォードシャーの小村で育つ。14歳の頃からロマンス小説に傾倒し、アン・メイザーに感銘を受けて作家になることを決意。コンピューター関連の仕事の合間に小説を書くようになり、1978年、みごとデビューを果たした。物語を作るときにいちばん楽しいのは、ヒロインとヒーローの性格を考えるとき。書いているうちに徐々に主導権が移り、いつのまにか彼らが物語を語りはじめるのだという。